水溶性ビタミンB群の栄養素のひとつです。
葉酸は必須栄養素の中でも最も摂取が難しい栄養素と
言われています。
DNAによる遺伝子の保存、血液を造る上で必要な栄養素で
特に妊娠中や授乳中には必要不可欠な栄養素の1つです。
葉酸の不足は体への影響が大きく、厚生労働省の推奨値として
400μgを摂取するように指導されていますが
実際の食生活ではこれだけの葉酸を摂取することはできません。
一般的によく言われる貧血も単なる鉄分の欠乏が原因ではなく
葉酸が成長に使われることで血液を十分に造れなくなることでも
起こることがわかっています。
葉酸は主に、ほうれん草や乳製品、たまごや肉類に含まれて
いるものですが、普通に生活するなかで摂取できる葉酸の
量は平均で20〜30μg程度が限度で到底必要な量までは
たりません。
葉酸の摂取は基本的に、サプリメントなどの栄養補助食品を
利用することでしか出来ず、産婦人科などでも葉酸の摂取の
ために、サプリメントを推奨しています。
葉酸が不足することで、肉体疲労や不眠症など目に見えるものや
脱毛や健忘症などのほかにも女性に多いのが貧血や生理痛、
排卵痛や月経不順など、葉酸の不足による体調不良は非常に
多く存在します。
葉酸が妊娠中に必要とされる理由にはいくつかあり、葉酸が
体の細胞を作るために必須の栄養素であることが1つと
特に妊娠初期の葉酸摂取が赤ちゃんの神経管奇形の予防に
役立つことが分かり注目を集めています。
葉酸は子供から妊娠中や授乳中の女性、ストレスの多い男性や
老人まで全ての人に必要な栄養素です。
葉酸の不足は万病のもとともいえますから、サプリメントなど
栄養費補助食品なども利用して葉酸を摂取するように
しましょう。
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